「今日はゼコゼコがあって」「酸素濃度があがらなくて」などよく聞かれます。
「よーし肺理学療法だぁ~」と袖をまくり上げて挑んでいく状態は子ども達にいい環境ではありません。
呼吸に関しては二つの場面を考えましょう。
1、感染症によりゼコゼコが強くなっている。
2、普段からの呼吸排痰の練習。
1、の場合は冒頭のように挑まれては子ども達が迷惑です。・・・・だって具合が悪くて苦しいのですから。・・では何をしましょうか?・・それは楽になることを見つけてあげましょう。①ポジショニングです。②呼吸介助です。
①は痰がでやすい姿勢を作ることです。でもあくまでもリラックスした中でです。枕やクッションやぬいぐるみなどでポジショニングします。
②はゆっくりと大きな呼吸を促します。実際には子どもの呼吸に合わせて胸郭を動かします。しかし、しかし、こんなことが具合が悪くて苦しい時にできるのでしょうか?
それが、
2、の重要性なのです。
①に関しては日頃から苦手な姿勢がないように色々な姿勢を経験しておきましょう。特に痰が溜まりやすいところは日頃から動かしていないところです。うつ伏せ、横向きは重要です。あくまでもリラックスしてです。
②に関して、胸郭の柔軟性は確保しておきましょう。肋骨を動かすことだけが胸郭の柔軟性に関わることではありません。首を動かせば脊柱が動き、さらに脊柱についている肋骨が動きます。寝返りをすれば貯留している痰も動くし、関節の柔軟性も出てきます。
要はいつも動いていることです。あくまでもリラックスした中で・・・・
一般的なことは皆さんよく知っていますね。
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