ライフイベントとキャリアダウン

採用と人材育成の専門家上薗です

ライフイベントがあった時に、人によってはそれがキャリアに大きく影響をすることがあります。女性であれば、結婚、出産、育児。男女ともにあるのが、自分の病気や親の介護でしょうか。

特に、ここ最近は、マタハラと、介護離職については非常に大きく報道もされていますし、皆さんの関心も高いのではないでしょうか。

先日、とあるところでシンポジストを仰せつかって、妊娠出産育児中である私の現状について情報提供をする機会がありました。それはシンポジストのジレンマを題材にしており、私もジレンマを紹介することになっていました。

でも、ジレンマがある体で、話を受けたにも関わらず、困ってしまいました。それは、私が現状ジレンマを抱えていないのではないか、という結論に至ったからです。自分の能力的に難しいことは多いですし、できないことも多いです。他者と比べて自分が劣っていると感じる機会も多いんですが、それはジレンマではないのではないか、と思いました。

わかりやすく言えば、板挟み、ということなので、例えば家庭と仕事の板挟み、とかが女性にもよく見られるジレンマとして取り上げられますが、現状私にはそのジレンマはないかな、という結論だったんですね。

その時に、ジレンマを紹介してください→ジレンマはないです、では依頼を受けた意味あるんかな、と思ったわけですが、そもそもジレンマってどんな時に起こると思われるのか、というところに注目すると、自分としての答えが出てくる気がしました。

つまり、家庭と仕事を両立しているように見える私にもジレンマがある、と思われている。それは、家庭と仕事の両立は、相反することで、両立することは実際はできない、あるいは難しいと思われているということなんでないのか、と。

そういった時に、私が伝えなくてはいけないと思ったメッセージは、「自分がとった選択を正解にしていく気持ちで過ごしている」ということと、「私のとった選択肢は、私自身のもので、誰かに責められるものではない」ということでした。

その会場は、ほとんどが男性でした。女性は1割いなかったように見えましたし、それは想定していたことでもありました。家庭と仕事を両立している私に求められているのは、ジレンマがあっても頑張っていますよ、というメッセージの発信だったんじゃないか、それを周囲はどう支えるかという議論の発端にしたかったのではないかと思いました。

でも、ちょっと納得いかなかった私は、上記のようなメッセージを載せました。聞いた人がどう思うかは想像できませんでしたが、どういった反応であっても引き受けるつもりで発信をしました。

女性の出産育児はキャリアダウンがほとんどで、その権利保障といった話になりがちです。もちろん、それが必要である場合も多いですし、その必要とされる方のところには、そういったサービスや権利が保障されていてほしいです。普段の仕事では、そのための支援もできるように準備をしているつもりです。

でも、一番大事であるのは、その人の人生をその人が決める、その人の選択肢はその人のものである、ということであり、意思決定を自分でしたんだという感覚が大事ということであると思っています。

さて。

私のメッセージが発信された時、緊張しつつも会場をできるだけ見ようとして顔を上げてお話をしました。

反応はどうだったと思いますか?

結果は、結構うなずいている方が多かったのです(と、思います)

私のメッセージは、受け入れられたのではないかな、そう思いました。

意思決定を自分でする、できる、という感覚は、その人の生活の中で大きな比重を占めています。選んで大変な状況、忙しい状況になっている人と、そうでない人のストレスは大きな違いがあるのです。時には選択を間違える時もあるでしょうし、その選択を後悔することもあるかもしれません。

しかし、間違っていた場合、後悔した場合でも、選ばされた時と、能動的に選んだ結果である時は大きな違いがあるはずですし、選びなおす場合でも、同様のことがいえると思います。

私のプログラムは、情報を提供するタイプのプログラムと、自分自身について考えていた抱くプログラムとがあります。皆さんの意思決定を、よりよく支援できたらと考えておりますので、是非、ご覧いただけると幸いです。https://onlinecare.jp/author/wcih320nq1jyyogjm6lu/

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