皆さん、こんにちは。
最近は、オンラインケアのことばかり考えている、声とことばの研究所の井上です。
さて先日、吃音症は治るというお話をしましたが、今日はもう少し突っ込んだ話をしようと思います。
吃音症ってなに??という方は少ないかと思いますが、ここでは割愛させていただきます。
小児の吃音症は自然治癒が7~8割くらいと先日お話させていただきました。
なぜだろうかと少し考えてみたいと思います。
海外の文献では、性差だったり遺伝的な要因だったり、IQレベルのようなことだったり。。
じゃあなんで?と思うことが増えていくばかりです。
吃音の原因論で言われている一つに環境要因説というものがあります。
最初に注意したいのは、原因論は大脳半球優位支配説や遺伝要因説だったりと色々あるので、
決して、環境要因のみが原因ではないということは最初に言っておきます。
本題に戻ると、環境要因説って
シンプルに言えば、吃音症はその子の取り巻く環境によって引き起るものだということなんです。
なぜか。
それは、子供は環境依存性が大人に比べると強いことが理由にあげられるのだと思います。
環境依存性とは、環境から影響を受けやすいという特性。
その環境依存性が強い時期に、吃音の悪化要因が積み重なることにより、
吃音症を発症してしまうのであると考えられているんです。
悪化要因に関しては後日またブログに書きたいと思います。
なにが言いたかったかと言えば、小児の自然治癒には、この悪化要因を積み重ねない
環境調整が必要なのかなと思います。
まあこのことについては、賛否両論あるかもしれないので、私の考えとして受け取ってください。
それでは、Have a nice day!
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