あなたに必要なのは「感覚」です!(その2)-徹底的に「感覚」にこだわります!

こんにちは、REHABxEducations のコージーニ先生です。
Blog書き始めて、ようやく1週間が過ぎ、今日から2週目に入ります。
毎日少しずつですがblog を書いていますので、立ち止まって読んでみください。気に入ってもらえるとうれしいです。
「読者」になってもらえるとますますうれしいです。よろしくお願いします。

昨日は、僕の仕事の本筋の内容を「その1」としてアップしました。
読まれていない方は、そちらから読んでもらえるとうれしいです。
その1では、REHABxEducations が「感覚(sensory)」を大切にしていることについてコーヒーカップに手を伸ばす運動を例に話をしました。
今日は「感覚」が身体の回復や改善にとって、どれくらい大切なのか「その2」として簡単にお話しします。

と言うことで、今日のお題も、スバリ「感覚(sensory)」です!

そもそも「感覚」には、大きく分けて以下の3つの種類があります。(※参照)
 1)体性感覚(①表在感覚、②深部感覚、③複合感覚)
 2)特殊感覚(①視覚、②聴覚、③味覚、④嗅覚、⑤平衡感覚)
 3)内臓感覚(①臓器感覚、②内臓痛覚)

皆さんが、日頃使っているのは特殊感覚です。「視覚」や「聴覚」は人間が生きていくうえで、なくてはならないものですよね。簡単に説明しておきます。
1)体性感覚は、表在感覚(皮膚感覚)と深部感覚を合わせたものです。表在感覚には触覚(触れた感じ)、圧覚(押さえられた感じ)、温覚(暖かさ)、冷覚(冷たさ)、痛覚(痛さ)などがあります。深部感覚には運動感覚、関節覚、深部痛が含まれます。
2)特殊感覚は、視覚(目で見る)、聴覚(耳で聞く)、味覚(味わう)、嗅覚(においをかぐ)、平衡感覚(前庭感覚ともいい、いわゆるバランスをとる)が含まれます。
3)内蔵感覚は、臓器感覚(喉が渇いた、お腹がすいた)、内臓痛覚(喉が痛い、お腹が痛い)などが含まれます。 
これらの分類をサクッと覚えてもらえるとうれしいです。今後の僕のBlogにもちょくちょく出てきますよ。

さて、昨日のコーヒーカップに手を伸ばすというお題を思い出してください。もちろん、病気やケガでもない限りは、目の前のカップにサッと手を伸ばすことができます。しかし、いったん病気になり半身が麻痺したり、ケガで関節の動きが悪くなると、途端にこれまで簡単にできていた動作、運動、行為ができなくなります。そんなとき、ふつうは手を伸ばしたり、曲げたり(関節可動域練習)、力をつけたり(筋力増強練習)、あるいは動作の繰り返し(基本動作練習、例えば、寝返り、立ち上がりを繰り返す)、平行棒で歩いたり(歩行練習)などなど。もちろん、これらの練習は必要なことです。

しかし、なんとなく…何かが足りない気がしませんか?

ここまで、僕の説明を読んでくれた皆さんは、きっと「感覚」という文字が頭に浮かんだのではないでしょうか!しかし、残念ながら前述のコーヒーカップに手を伸ばすことの説明の文章内にはまったく出てきません。どうしてでしょうか?

REHABxEducationsでは、患者さまに以下のように問いかけています

手を伸ばしているのがわかりますか?曲がっているのがわかりますか?さっきと今ではどちらが伸びてるでしょうね?とか…
右手と左手を比べてみてください…どうですか?とか…
何かを触りながら、あるいは動かしてもらいながら、以前こんな感じを何かで感覚したことはありますか?とか…こんな感じで患者さまに問い掛けることに、REHABxEducationsでは積極的に取り組んでいます。

感覚することはあまりにもふつうなので、これまでは気にすることがなかった!

しかし、病気になった、あるいはケガをしたその瞬間から、「これまでの感覚」とは違う感覚になってしまいます。これでは、これまでできていた正しい運動、動作や行為ができなくなることを容易に理解してもらえると思います。

ですから、REHABxEducationsでは、徹底的に「感覚」にこだわります

長くなりますが、今日の最後にひとつだけやってみたいことがあります。いいですか…皆さんの目の前にテーブルやデスクがあります。それを触って感覚してみてください。触る前には一度脳内に触った感覚のイメージをしてください。目で見てその表面からどのように感じるかをイメージするわけです。簡単ですよね。

それでは、触ってみてください。

今日も少し長くなりました。この続きは明日の「その3」でお話しします。
できれば、どんな話の展開になるのかもイメージしてもらえるとうれしいです。
あなたのイメージは明日のBlogで確認しましょう!

REHABxEducationsでは、今後も「感覚」に関わる話をしていきます。きっと、あなたのこどもさん、お父さま、お母さまのリハビリテーションに役立つ情報になると思います。乞うご期待!
それでは、また明日…Ciao☆彡

riepilogo di oggi 006 ]
・「感覚(sensory)」は大きく3つに分類できる!
・それらは「体性感覚」「特殊感覚」「内臓感覚」である!
・日常では「感覚」をあまり意識していません!
・「感覚」は「運動・動作・行為」にとってとても大切なもの(情報)です!
 「感覚」って、ますます奥が深いと感じますよね☆彡

※riepilogo di oggiは、英語でtoday’s summary、日本語では“今日のまとめ”のイタリア語です!

[ 推薦文献 ] 感覚について興味深く読んでみたいあなたへ!
オリバーサックス先生のご著書をご紹介!
左足をとりもどすまで (1994)
色のない島へ──脳神経科医のミクロネシア探訪記(1999)
妻を帽子とまちがえた男(1992)

 

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