自分の経験が邪魔をする

上薗

皆さんは、採用担当者です。

有名私大卒の学生と、専門学校卒の学生が面接に来た場合、どちらの学生を採用しますか?

どちらの学生の方が仕事ができると思いますか?

例えば職場にその有名私大卒の職員が多くいて、総じて優秀だった場合には、有名私大卒の方を採用するでしょうし、そうでもなければ、専門学校卒の学生を採用するのではないでしょうか。

○○大学を出た癖に仕事ができない

〇〇大学出の学生は大したことない

なんて、話も出てくるかもしれませんし、

大学卒業までできたのだから、きっと学力はあるに違いない

大学卒と専門学校卒の学生であれば、前者の方が優秀である確率が高い

そんな風に言う人もることでしょう

ここで重要なのは、これらの発言は、過去のその方の経験や知識により判断されており

本人の能力を判断しているわけではないことです。

こういった判断材料がたくさんあり、その中で判断を迫られる時に情報を代表的なもので一般化して判断することを代表性ヒューリスティックと呼びます。

学歴の他、例えば血液型とか、最近の若者は~なんていうのも、それにあたります。

これは、人間の脳ができるだけ楽をして判断をする傾向があり、

いろいろな情報を統合して判断をするより、情報を絞って判断してしまった方が楽に判断ができることから起こる現象で、誰にでも起こることです

多くの防衛機制や、こういった判断の仕方については一見非合理的に見える判断も

必要だからずっと存在しているので、自分がそういった判断をしているからダメだということではないのです。

大事なのは、うまく付き合っていくことです。

日常生活では、代表性ヒューリスティックがあっても特に大きな支障は出ないと思います。

一方、仕事や新しい人間関係を構築する上では、障壁になってくることもあります。

なので、判断に迫られた時に、なぜ自分がそういう判断をしようとしているか、

立ち止まって考えることで、エラーに気が付いたり、代表性ヒューリスティックに気が付いて、修正したりすることができるかもしれません。

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