今日は股関節脱臼のことです。
脳性まひの子たちで股関節の亜脱臼、脱臼という言葉はよく聞かれます。
まずは一般的な股関節のでき方についてです。
赤ちゃんの股関節は屋根がしっかりとできていません。
徐々に体重がかかってしっかりと、がっちりとした股関節になっていきます。
しかし、脳性まひの子たちで四つ這いや立つことが出来ずに、
体重をかけてこれないと屋根ができず、
さらに股関節の内転筋の緊張が高いと股関節が外に引っ張られて
これもしっかりとした股関節になりません。
全部がそうではありませんが、小さいころから徐々に出来たものなのです。
だから、ワンパターンではない運動学習が必要なのです。
この記事へのコメントはありません。