在宅ケア系理学療法士の塩崎 道太です!
今回は私が事務局を勤めている「えひめセラピスト オンライン講座」のお知らせです。
これから、前期講座全5回の講師をお1人ずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

前期#1の講師紹介
前期#1の講師を勤めていただくのは、
道後温泉病院リウマチセンターで理学療法部門の副科長を勤めておられる島原 範芳(しまはら のりよし)先生です。

島原先生は平成6年に高知リハビリテーション学院、仏教大学社会福祉学科を卒業後、
同年に医療法人千寿会 道後温泉病院リウマチセンターに理学療法士として入職され、
現在は同院のリハビリテーション科理学療法部門副科長としてお勤めされています。
島原先生は、リウマチの臨床経験だけでなく、学会での研究発表や論文も多数出されており、
関連学会での講演やシンポジストなどのご経験もございます。
また、リウマチとは切り離せない『痛み』についても深く研究をされており、
ご自身が世話人を務める「高知いたみの研究会」や代表を務める「Pain café」の活動を通して、
臨床で難渋する痛みに対する取り組みとして、
後進の指導だけでなく、当事者との意見交換会なども企画運営されています。

近年の心理社会的側面に関する理論の普及により、
私たちセラピストは痛みを考える際、どうしても心理情動的な問題と捉えがちです。

もしくは治療者としての立場から、徒手介入で痛みを改善したいとの想いにも捕われてしまう場合もあります。

しかしながら、痛みの原因は、患者の気質、心理・情動ばかりではありませんし、
関節の構造や筋肉、神経の問題と言った器質的なものばかりでもありません。
多くの場合、問題は多岐にわたり重複しています。
今回の島原先生の講座では、臨床で治療者として痛みをどう捉えるか?
重複する身体機能問題と心理情動的な問題を如何に解釈し、
治療に結びつけていくか、といった点を中心に
先生ご自身の臨床や研究活動を通して培った経験を元に、
患者様・利用者様への向き合い方なども含めて、
お話いただける予定となっております。

プログラムのご紹介
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